USCPAの転職成功事例

地方銀行の営業から東南アジアの会計事務所へ

20代半ば/男性/USCPA全科目合格

長期転職サポート
業界カテゴリ
海外会計事務所
資格カテゴリ
全科目合格

相談のきっかけと転職活動に至るまで

≪相談のきっかけ≫
思い出すと懐かしさすら感じますが、最初にコンタクトを頂いたのはUSCPA(米国公認会計士)の学習を始めたばかりの時に、「海外で働きたいです!」とメールでコンタクトを頂いたのがきっかけでした。

地方に在住していた方でしたが、メールのやり取りの後、東京に来るタイミングに合わせて、対面でのご相談を実施しました。

学生時代から海外で働くことへの憧れがあり、早期の海外勤務ができうるという話があり新卒で地方銀行に入社したものの、海外への道は現実的に難しいことが入社後に判明し、会計・財務と海外の二つのキーワードを掛け合わせた時に、USCPAの存在を知り、学習を始めたとのこと。

海外勤務の可能性を模索したいという意図で相談を受けましたが、国や地域、海外勤務のリスク、現地での仕事内容、日本採用と現地採用の相違点(主に給与)、心構え、タイミングなどについて詳しく話をさせて頂きました。

まだ学習を始めた段階で時期尚早であったため、まずは2科目合格での転職活動を見据えて学習に取り組むことになりました。

≪転職活動に至るまで≫
海外勤務への意欲の高さからか学習へのモチベーションは高く、半年ほどで2科目合格に至りましたが、仕事の都合もあってその時の転職活動は断念し、残り2科目の合格に向けて継続して学習を行うことになりました。

更に半年を経て残りの2科目もスムーズに合格し、全て1度目の受験で全科目合格を成し遂げたところで、転職活動を行うことになりました。

転職活動に向けて~転職相談から求人の提供まで~

≪転職活動時の相談≫
海外勤務経験のない方がUSCPAを活かして海外で勤務する上で考えられる選択肢は2つありますが、1つ目は海外に展開する日系企業の現地法人で経理を中心とした管理業務を行う、2つ目は海外に拠点を持つ会計事務所、コンサルティング会社で日系企業を相手に会計や税務に関わるサービスを提供すること。

ご相談の結果、銀行経験を活かす、顧客サービスを行っていきたい、様々な企業を相手にしていきたいという意向から、後者を見据えて転職活動を行うことになりました。

また、海外会計事務所で働く上で、本人のイメージと実際に行う仕事とで乖離がないよう改めて現地での仕事内容について話をさせて頂きました。

≪転職で本人が望むこと≫
・USCPAを活かして、勢いのある東南アジアで働きたい
・現地法人の経理ではなく、コンサルタント的な立場で仕事をしたい

≪提供した求人情報≫
・東南アジア赴任を前提とした会計事務所、会計コンサルティング会社 3件

いざ転職活動へ~経歴書類の作成から内定まで~

≪経歴書類の作成と書類選考について≫
まずは海外会計事務所勤務に向けた経歴書類の作成から取り掛かって頂きましたが、注意すべきポイントとして2点お伝えしました。

1つ目は旅行等の渡航経験、留学、海外インターンなど、海外と関わりのある経験を履歴書、若しくは職務経歴書内に記載すること。そのような経験がない場合は、勤務を想定している国や地域との接点、例えば大学時にその国について学んだ、その国の人と交流したなどでも構いません。

2つ目は上記をフックやきっかけとしながら、海外で働きたいという熱意を志望動機でしっかりと記載すること。

別の事例でも同じことを書いているかもしれませんが、日本における経験は海外で即戦力として通用するとみなされないことが多いため、経験をアピールするのは逆効果になりがちです。

また、海外現地に来ても「やっぱり違うな」「肌に合わない」という理由で、すぐに退職して帰ってしまう方が過去に数多くいたことが背景にあるため、日本での実務経験以上に、しっかりと覚悟を決めて応募しているのか、熱意重視で採用を行う傾向があります。

上記2つのポイントを踏まえ、応募書類を揃えて頂いたところで、各社へ応募の手配を進めさせて頂いたところ、直前で人員が充足してしまった1社はご縁がなかったものの、2社から面接したいという返事を頂きました。

≪面接に向けて≫
この方が地方在住ということもあって、また、面接担当者が必ずしも日本に滞在しているわけでもないため、2社とも電話、Skypeを用いた遠隔での面接となりました。

銀行で法人営業に携わってきたため、年上の人間ともしっかりと話のできるタイプでした。特に面接対策の場を設けることなく、面接における注意点、志望の熱意を伝えることのみ、事前にアドバイスを致しました。

≪一次面接から内定まで≫
1社は1回の面接のみ、もう1社は2回の面接のみで終了し、結果として両社とも内定を得ることができました。

選考側としても応募書類からも熱意が感じられたようで、両社とも最初から歓迎ムードの中で面接が進み、是非入社して頂きたいという強い目セージを頂きました。また、面接官からのフィードバックとして、USCPAにスムーズに合格したこともプラスとして働いたとのことです。

最終的には、地域として興味関心が強かった、また、面接を経て自身が成長できる場として、マレーシア赴任の事務所を選択致しました。

転職成功のポイント

■海外で働きたいというモチベーションの高さ
学生時代から海外で働く夢を持っており、その実現のために会計知識がほぼゼロの状態からUSCPAの学習に取り組み、1年という短い期間で合格に至りました。

転職活動時に意欲を伝えられたことが内定に繋がったのは間違いないのですが、その活動よりもっと以前から自身の海外での姿を思い描き、高いモチベーションを保ち走り続けられたことが、USCPA合格と今回の転職成功に繋がったことと考えております。

夢を夢で終わらせない力強い姿勢は、サポートをする側にとっても大きなモチベーションとなり、サポートにもかなり力を入ったことと記憶しております。

この方にはマレーシアだけでなく、海外の他の地域も飛び回って活躍して頂きたいですし、きっと海外どこに行っても通用する人間になれることと思います。

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