USCPAの転職成功事例

日系金融機関の経理から大手監査法人の会計アドバイザリー部門へ

20代後半/男性/USCPA2科目合格

業界カテゴリ
監査法人
資格カテゴリ
科目合格

転職活動に向けて~転職相談から求人の提供まで~

≪転職活動時の相談≫
これまで5年半に渡り、日系金融機関の経理(主計)部門で活躍してきましたが、地方支社への異動打診があり、経理とは異なる分野での仕事になることが決まったため、転職活動のタイミングを含めて転職相談にお越し頂きました。

USCPA(米国公認会計士)に2科目合格し、残りの2科目を3か月以内に受験する予定でした。当初は全て合格したタイミングでの転職を考えていましたが、地方支社への異動後は転職活動をしにくくなる、異動して引継ぎを終えてしまうと退職することも難しくなることを考慮し、早めに転職を行うことになりました。

経理職としてしっかりとした土台を持つ他、IFRS対応プロジェクトにも関わった経験も持ち合わせていたため、その経験を活かせるようなコンサルティング、アドバイザリーの仕事をしていきたいという希望を持っていましたが、直近で採用イベントに参加した大手監査法人の会計アドバイザリー部門に強い関心を持っており、USCPAの試験も間近に控え転職活動に多くの時間を費やすことも難しいため、ピンポイントでこの監査法人のみ応募することになりました。

≪転職で本人が望むこと≫
・経理経験、IFRS対応プロジェクト経験を活かせるコンサルティング、アドバイザリーの仕事に就きたい
・英語力を伸ばせる環境
・給与水準は現状を維持したい

≪提供した求人情報≫
・大手監査法人 会計アドバイザリー部門 1件

いざ転職活動へ~経歴書類の作成から内定まで~

≪経歴書類の作成と書類選考について≫
転職活動自体が初めてでもあったため、まずは履歴書と職務経歴書の作成から始めて頂きました。

履歴書と職務経歴書のフォーマットを送り、1週間という期限を定めてまずはドラフトを作成してください、と伝えたのですが、送付頂いた書類はアドバイスを入れる隙もないほど洗練された内容で、体裁面だけ少し修正したのみで書類は完成。その後すぐに応募の手配を進めたところ、翌日には面接にお越し頂きたいとのお返事を頂きました。

≪面接に向けて≫
異動の時期が迫っていたため対面での面接練習の場を設けることができず、電話にて軽く面接のポイントをお伝えしました。特にこの会計アドバイザリー部門では、「USCPA合格後に何をしたいのか」を深堀して質問をしてくることが多いため、資格取得は一つの通過点に過ぎず、その先にやりたいことや成し遂げたいことを事前に考えておくようにアドバイスをさせて頂きました。

≪一次面接から内定まで≫
採用権限を持つパートナーとの面接と人事面接を同時に行うことになり、この方にとって人生初の中途面接が、自分の人生を左右する最終面接となりました。

事前にお伝えしたポイントの他、これまでの経験を活かして現時点で何ができるか、どのように貢献できるかも深く質問されたようですが、得意としているIFRS押しで乗り切り、良い感触のまま面接を終了しました。

面接での本人の頑張りもあって、その2日後には口頭での内定(条件提示の前の内々定)を頂きました。残すは条件提示のみでしたが、ここからが転職サポートを行う側としての踏ん張りどころで、できるだけこの方の年収維持、若しくは向上できるような条件を頂けるよう交渉をさせて頂きました。

この時の当監査法人はUSCPA科目合格者への年収条件が一律固定で、決して良い条件ではありませんでした。人事からは「前例がないので…」とは言われたものの、「前例を覆しましょう」と無理を押し付けたところ、最終的には前例を覆えし、面接を受けた翌週の月曜日に、全科目合格者と同等水準の条件を頂きました。

その条件での内定通知書をこの方に送付し、電話でもお伝えしたところ、喜びの言葉とともに即答で入社を決意しました。

転職成功のポイント

■スピーディな対応とフットワークの軽さ
元々この方が培ってきた経験も大きな要因の一つでしたが、「異動前に内定をもらいたい」という希望通りに事が運んだのは、この方のスピーディな対応があってこそだと感じています。

応募を決意してから内定まで3週間弱のスピード内定でしたが、スケジュール通りに書類を仕上げ、先方との急な面接調整にも何とか都合を調整して面接に臨んで頂きました。仕事をしている日中や土日にも細目に電話連絡をすることも多かったのですが、すぐに折り返しを頂くなど、サポートする側の私との連携が上手くいったことも大きかったことと思います。

条件交渉時にこちら側から強い気持ちで臨むことができたのも、上記の細目なやり取りがあったからかもしれません。

短い活動期間ではありましたが、毎日のように連絡を取り合ったためか、転職後にも何度かお会いしています。スピード内定でありがちなミスマッチもなく楽しく働いている様子で、USCPAの残り科目の学習にも励んでいます。全科目合格の吉報も心待ちにしています!

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