USCPAの転職成功事例

コールセンター勤務からIPO予定メーカーの内部監査部門へ

20代半ば／男性／USCPA学習中

業界カテゴリ

経理財務・内部監査・経営企画

資格カテゴリ

学習中

転職活動に向けて～転職相談から求人の提供まで～

≪転職活動時の相談≫
USCPAの学習を進めながら、その学習で学んだ知識を使える仕事になるべく早く転職したい、求人を紹介して欲しい、というメールを頂いたことをきっかけに、面談を実施させて頂きました。

まだUSCPAの学習を始めて間もない段階でありながら、早く転職したいという背景には、現職の給料の低さからUSCPAの受験料を捻出することが難しい、という経済的な理由がありました。現職のコールセンターと同じ業務でより待遇面が良いところに移ることも視野に入れていたものの、無駄に転職歴を増やしたくないという思いもあり、USCPAを活かせる仕事があれば紹介してください、という内容でした。

明るく元気で意欲のある方ではありましたが、経歴としては、会計とは異なる学部出身、日本の簿記資格もない、コールセンター勤務で経験の関連性もかなり薄い、英語も強くない、という状況で、すぐに案内できる求人はなく、転職サポートは長期になる可能性も覚悟してもらいました。

≪転職で本人が望むこと≫
・学習しているUSCPAの内容を活かせる仕事に就きたい
・給与水準をもう少し上げたい

面談から2週間ほど経過したところで、思いの他早く求人が入りました。監査法人でマネージャーとして勤務していた知り合いの方が、IPO予定のメーカーに内部監査室長として転職し、部下となる内部監査員を1名採用したい、という話を頂きました。「明るく積極的にチャレンジできるような人であれば、経験も資格もなくてもOKです、入社後みっちり教えます」という、まさにこの方にピッタリの求人内容でした。

即座に求人の案内をしたところ、「USCPAの中でもAUDが一番楽しく、内部監査も是非やってみたいです！」という返答を頂き、正式に応募を進めることになりました。

≪提供した求人情報≫
・IPO予定メーカー 内部監査部門 1件

いざ転職活動へ～経歴書類の作成から内定まで～

≪経歴書類の作成と書類選考について≫
経歴書類の合否判断をする内部監査室長の目線に立ったアドバイスを致しました。具体的には、教えることが大好きな性格、属している会社よりも仕事に重きを置くタイプであるため、「素直さ」「学んでいきたいという姿勢」「仕事への熱意」を書類内に盛り込むよう伝えるとともに、職務経歴書は過度なアピールはせず等身大に、履歴書は志望動機欄に「なぜ内部監査か」を熱い文章で語る内容にし、書類選考に挑むことにしました。

経歴書類の工夫が功を奏したかはわかりませんが、無事一次面接の機会を頂く流れとなりました。

≪面接に向けて≫
一次面接の面接官は内部監査室長であったため、経歴書類作成時とほぼ同様のテーマで対策をさせて頂きました。これまでの経歴から志望動機まで、経歴書類内で文章にしたものをしっかりと口頭でも伝えられるよう練習を致しました。

≪一次面接から内定まで≫
一次面接後、面接会場の近くに行く予定があったため、近くのカフェで合流し面接での感想を伺いました。面接前半は室長から事業の説明や今後の方向性についての話で、後半が質問タイムという流れで進行し、前半の説明の間に緊張も解れ、質問にもスムーズに答えることができたとのこと、面接官の室長との相性も合い話も盛り上がった様子でした。

企業側からも、積極性が感じられ高評価です、次回最終面接をお願いします、とのフィードバックがあり、最終の役員面接に進むことになりましたが、この面接は確認程度で終了し無事内定となりました。この背景には室長からの強い内部プッシュがあったようです。

本人としても、この室長の下でやっていきたいと強く感じたようで、入社する気持ちを固めました。

転職成功のポイント

■評価されたコールセンターでの勤務経験
積極性や意欲面はもちろんポイントして大きいものでしたが、採用後に聞いた話で選考過程では完全に見逃していましたが、コールセンターでの勤務経験も高く評価していたようです。

内部監査という仕事をする上で、専門的な観点からダメなものはダメと伝えつつも、監査される側の立場や気持ちも考えて取り組む必要がある、という考えのもと、この方がコールセンターで行ってきたアルバイトスタッフの管理・指導やクレーム対応等の経験から、内部監査への素養を感じ取ったようです。

勤務開始後、数か月して本人にコンタクトを入れたところ、入社後は仕事に集中してしまいUSCPAの学習は後回しになっているようです。上司の室長からは早く受かれというプレッシャーがあるようなので、仕事と学習が両立できる生活リズムを作っていきたいとのこと。仕事だけでなく、USCPAに早期に合格できるよう、私も陰ながら応援しています。