USCPAの転職成功事例

外資系サービス企業の経理から大手監査法人の事業会社向け監査部門へ

30代半ば/女性/USCPA全科目合格

長期転職サポート
業界カテゴリ
監査法人
資格カテゴリ
全科目合格

相談のきっかけと転職活動に至るまで

≪相談のきっかけ≫
大学、大学院在学中から公認会計士を目指しており、卒業後も勉強に専念したものの論文式試験の合格には至らず、公認会計士の取得を断念しました。会計事務所や派遣で経理の仕事を行っていましたが、やはり会計士資格を取ることを諦めきれず、働きながら取得のできるUSCPA(米国公認会計士)の学習をスタートしました。

全科目合格を果たしたのは5年ほど前となりますが、そのタイミングで転職相談にお見えになりました。公認会計士の勉強をしていた学生時代の憧れもあって、監査法人を第一志望で考えていましたが、監査法人全体が採用活動を控えていた時代で、表立った募集は行っておらず、密かに募集してたポジションも採用基準が高く、書類選考落ちが重なり、監査法人への道は閉ざされてしまいました。

≪転職活動に至るまで≫
その時は他の媒体を経由して、サービス業の上場企業の経理職として転職が決まり、私の転職サポートは一旦終了となりました。4年ほど勤務した時に外資系企業(米国系)に買収され、大量のリストラを目の当たりにしたことをきっかけに、手に職をつけたいと考え転職を決意しました。

転職活動に向けて~転職相談から求人の提供まで~

≪転職活動時の相談≫
手に職をつけたいという思いと、以前公認会計士の勉強をしていた時の憧れが重なり、監査法人への転職を考えていましたが、年齢的にそもそも転職が可能なのかという不安と、果たして自分が監査法人でやっていけるのかという自信の無さも併せ持っていました。

直近の事例を伝えつつ年齢的な不安は解消させて頂きましたが、自信の無さは容易には払拭することができなかったため、なるべく前職やこれまでの経験を活かせるような部門で選考を受けるよう提案しました。

この方は、上場企業、外資系企業ともに経理での経験があったため、事業会社向け監査、金融機関向け監査、財務会計に関わるアドバイザリーなど、監査法人でも応募できる部門が多々ある中で、事業会社向けの監査、特に前職で在籍していたサービス業向けの監査を行えるような部門へピンポイントで応募をすることになりました。

≪転職で本人が望むこと≫
・憧れていた監査法人で働いてみたい
・手に職をつけ自信の無さを払拭したい

≪提供した求人情報≫
・大手監査法人 1件 (事業会社向け監査)
・中堅監査法人 1件

いざ転職活動へ~経歴書類の作成から内定まで~

≪経歴書類の作成と書類選考について≫
日系上場企業の経理経験と公認会計士の学習経験、米国系企業の経理経験とUSCPA全科目合格と、経験の浅さはあるものの日本基準及び米国基準の双方における知識と経験を持っている方ですので、それを十分にアピールできるような経歴書類の作成に取り組みました。

応募は前述のとおり絞り込んで2社のみとなりましたが、いずれも書類選考が通過し面接に至りました。

≪面接に向けて≫
客観的に経験と知識面だけ考えれば十分に通用するだろうと思われますが、やはりこの方のウィークポイントはこれまで成功体験が少ないことからくる自信の無さでした。面接練習の場でも質問に対する答えが、正しいことを言っているのにも関わらず尻すぼみになるという癖が散見されましたので、「勇気をもってとりあえず言い切ること」「普段より一回り声を大きくすることを心掛けること」の2点をアドバイスさせて頂きました。

≪一次面接から内定まで≫
監査法人の面接はほぼ1発勝負で、最初の面接が明暗を分けます。アドバイスはしたものの、面接当日は不安に感じながらも面接後にフィードバックの電話を入れたところ、「本人からはちゃんと言い切れました!」と明るい声が。面接はとてもうまくいったようです。

結果として2社とも内定を得るに至りましたが、USCPAが数多く在籍し活躍している大手監査法人の事業監査部門への入社を決めました。

転職成功のポイント

■面接で言い切る勇気を持てたこと
自身の経歴で果たして大手監査法人でやっていけるのかという不安を持つ方は、この方に限らずこれまで何名もいらっしゃいました。不安を持ったまま面接に臨み、声も小さく尻すぼみの回答となってしまうと面接官も不安になり採用には至らないケースが多いです。

監査法人の面接を受けるに際して、面接官は監査で長年の経験の経験を積んだベテラン会計士となりますので、「これができる」、「あれができる」という『Can』の言い切りは、「監査をやった経験もないのに何でそんなことが言えるの?」と、逆効果になりがちなので注意が必要になりますが、「こうしていきます」、「やっていきたいです」という『Will』に関しては堂々と言い切ることが大事です。

入社後もたまに連絡を頂きますが、配属されたチームでは繁忙期と閑散期の波は想定していたよりも大きいようです。繁忙期後はしっかりとリフレッシュもできているようすが、体調を崩さないよう気を付けつつ、これからも頑張って頂きたいと思います。

≪USCPAキャリアナビ≫では・・

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